近年HSPという言葉があり、自分もその気質だという人もよく出会います。
なんでそう思うのかを聞いてみると、他人の感情の大きさを読めないという人が多いことがわかりました。
今回は、その他人の感情の大きさについて書こうと思います。
個人的には、相手の怒りを表した直後の瞬間最大風速的な怒りの数値の大小と、数分数時間数日後のピークアウトした時の怒りの大小をジャッジする能力が大事だと思っています。
例えばですが、客として整骨院に行って施術中に便意か尿意によってトイレを借りたとして。
その時にトイレの電気を消さずに施術台に戻ってこようとしたとしたら「電気消して~」と整骨院の先生である僕は普通に言います。それか「トイレの電気が」と言いながら自分で消しに行くか。
この時にHSP気質のある人は「やばっ」と必要以上に長時間思うわけです、「電気」って言った僕ですらすぐに忘れる程度の話なのに。
必要以上に罪悪感とか恥を感じちゃうんですよね、それかトイレの電気の話をしてくる無神経な僕に怒りを感じるか。
もし電気くらいだと響かない人は、予約をキャンセルする時か予約に10分遅刻してる場面を想像して置き換えてください。
僕は10分遅刻なら「遅れてごめんなさい、次の人に差し障りないように終わらせてください」と平謝りですが、次の人に差し障りがないように進むのなら気にしないです。
逆にコロナでドタキャンみたいな事だと相当オロオロします、振替予約の時にキャンセル料を出すと思います。それか埋め合わせ的に物品を買うか。
こう書いてると僕も相手の感情の大小を測るのが得意でないのがわかると思います、今度は場面を少し変えてみます。
例えば、野球の練習試合で言い訳のできないようなエラーをして懲罰交代させられた翌日以降に、「この指揮官との関係性が終わった、もう自分は一生使ってもらえない」と腐るか、「今後どうにかして名誉挽回しないと」と腐らずにいられるかというのも感情の大小を測る力が問われていると思います。
瞬間的には結構怒ってると思いますが、それだけで今後ずっと日陰者にするかどうかは別なはずです。しばらくレギュラー落ちの可能性はありますが、普通は名誉挽回の機会くらいは与えるでしょう。というか次の日以降に引きずるような人が上にいてはいけないとすら思います。たかが部活、人命もかかってないのに。
こういうのに関して言うと、生徒より先生のアフターケア能力の方が大事でしょうね今の時代。相手に合わせたモノの言い方。
ちなみに少し話は変わりますが僕はその組織を良くしようと思って行った行為を否定されると深く傷つきます、たとえば社用車の給油をいつものスタンドより安い所で行ったのに「違うところでしないでくださいね」と優しい口調で言われたとしても傷つきます。何故わかってくれないの!?経費削減って言ってるのに!!ってなります。
これに関しては感情の大小というよりは否定だけで必要以上に僕は傷つきます、「以後気をつけます」だけで感情も終わればいいのに引きずります。
ただこれは言われた側の僕と違い、言った側は後に引きずらず普通に接してきます、敵意なく言っただけなのでしょうね。
僕もこういう事を言ってきた人の感情の大小を知りたい、言った瞬間の高ぶり具合と、数分数時間後の感情の高ぶり具合と一緒に。
結論
人の怒りなどマイナス感情は瞬間的に結構上がることもあるが、普通に考えるとほとぼりも冷めるというのを客観的に考えられるといいですね。
ただいわゆるキレやすい人や顔に出るタイプは危険、人としての相性が根本的に合っていない。
雨降って地固まるを簡単にできるならHSP気質なんていないので、せめて感情の高ぶり具合について考えてみてください。
追伸
苦言を呈したり、感情を出したら、その直後にアフターケアが必要だと思います。
僕の整骨院の予約に5分遅刻してくる人がいるとしたら、3回同じことが続いたら施術前に「あの、時間気をつけて」って言います。そしてそれ以降は普通に話します。
それが帰り際に「次は時間気をつけて」って言ったのだとしたら僕の印象が遅刻を怒ってきた人であることが最終になってしまうから。これは最悪です。
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