ご自身のことを「昔から姿勢は悪かったと思います」と評する方は多いです。
逆に「けっこう姿勢には気をつけてます」という方もおられます。
ですが実際、に自分の姿勢が良いのか悪いのかを自分自身でジャッジするのは不可能だと思います。
そんな時には、100%の深呼吸ができるかどうかを基準にしてみてください。
仮に「この座り姿勢だと90くらいしか吸えないな」となったら、それは良くない姿勢です。
原因としては
- お尻が前に出てしまう(逆に洋式トイレに座ってる時は骨盤が良い感じに立ってます)
- 背骨が一部分だけ圧迫されてしまっている。
- 体が丸まってるため100%息が吸えない。
身長コンプレックスや腹痛で体を丸めずにはいられない等、背景は様々ありますが、だいたい上記3つが多いです。
写真にすると、こんな感じです。
お尻が前に出ちゃってるせいで、背骨の一部だけ圧迫されてますね。
では姿勢が自律神経にどのような悪影響を出すか。
座ってる最中でお尻が前方に滑ってしまって1が起こります。
そして、背もたれに心臓や肺の後面あたりだけ部分的に圧迫されて2と3が起こります。
実際に椅子に座ってみると、「自分この姿勢やってます」となる方が多いと思います、そしてその姿勢だと100%の深呼吸はできないんです。
深呼吸がうまくいかないと何なのか?
100%の深呼吸ができていないから何なのか?
これは呼吸困難に陥ってるといえます。
5分くらいならまだしも、デスクワークの方なら8時間近くも呼吸困難になってるということです。
どんな不調が起きてもおかしくないですよね?
姿勢が悪くて影響を受けやすいのは背もたれに心臓や肺の後面が圧迫を受け続けることです。
10分くらいで深呼吸が気づいて正しい姿勢に戻せるならいいのですが、何年何十年と知らないままの人も多いでしょう。
- 脳に酸素が行かないため眠い。
- 脳に酸素が行かないため頭痛がする
- 脳に酸素が行かないため頭が働かない。
- 夜でも昼間でも眠いのに眠れない。
- 脳が酸欠になって血流を求めて心臓が動悸を起こす。
- 腰の筋肉が酸欠になって腰痛になる(胃が酸欠なら胃もたれ)
これらの症状は病院で診断名がつかないことが多く、見ることが多いです。
文章で見ると心不全の症状の軽いバージョンにしか見えない・・・
日常で気を付けることは?
まず心臓肺の真後ろの背骨がガチガチになってて、それを施術で取らなければならない。
背骨を緩めた上で、それをキープする必要があるという前提で。
そのためには
- 自分の姿勢が正しいかどうか知る。
- 正しい姿勢でいられるように努める。
この2つが大事になります。
今自分は正しい姿勢でいられてるか?
100%の深呼吸ができる体勢かどうか確かめてみてください、なんか少し吸いにくいなと思ったら既に乱れが始まっています。
息を吸いにくい状態で2時間過ごしてたら酸欠で頭痛肩こりや動悸が起きてきたりしそうじゃないですか?
これは猫背になってやってみたらすぐにわかると思います。
良い姿勢でいる努力
良い姿勢でい続けるのは、最初は難しいです。
なぜなら、正しい姿勢自体がよくわからないからです。
おススメは、椅子での生活です。ソファや地べたは猫背や背骨圧迫が起きやすく深呼吸しにくいポジションであることが多いです。
なので、椅子での注意点を2つ。
1つ目は、おしりを前に滑らせない。
おしりを前に何センチか出すと、息が吸えなくなってきます。
さらに、背中の丸がついている部分は心臓や肺の真後ろになるのですが、その部分だけが強く圧迫されています。
圧迫が長く続くと、心臓や肺に神経が行き届かなくなり、不眠・頭痛肩こり・パニックなどのリスクを生んでしまいます。
このダイソーの背もたれを使ってみるのがおすすめです。
私も買って使ってみてるのですが、これを使ってると姿勢が良くなるばかりか、姿勢が乱れた時に座り心地が悪くなってしまうんです。
普通は腰痛や背中対策に使うのですが、私個人としては姿勢の悪化をいち早く教えてくれるアイテムです。
もう一つおすすめできる理由が、1週間使ってても邪魔に感じなかった。それどころか背もたれを外して1日過ごしただけで背中が痛くなってきたのです。
バランスボールを1度、何かしらの理由で空気を抜いて、それ以降全く使っていない私としては優れものでした。
上の写真だと少しおしりが前に滑っていて、乱れているように見えますよね。
ここで大事なのが、少し崩れた自分の今この姿勢は100%息が吸えるのか?です。
「この状態だと息吸えるけど、1センチ前におしり出ると吸えなくなった」という感じになります。
5ミリ前後で、良い姿勢になるか乱れた姿勢になるかというのが分かれます。
なので、座りながら深呼吸をしてみて、吸えるポジションを探してみてくださいね。
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